私は一人目も不妊治療で授かったのですが、この度2人目の不妊治療を始めました。
一人目についての治療についてはまた改めて書きたいと思っていますが、ひとまず今回の治療である採卵について書いていきたいと思います。
約4年前に通院して以来でしたので、保険診療等で変更になっている部分もあると思い治療再開前に一度病院に行きました。
期限の切れている血液検査を行い、検査結果に問題があれば連絡するとのことでした。希望する場合は再度診察を受けることも可能でしたが、特に連絡がなかったので問題ないのだろうと私は診察は受けませんでした。私の場合は凍結胚が一つ残っていましたが、次の採卵は保険で可能とのことでした。
治療を再開したい生理周期が始まったタイミングで診察を受け(私はday3)、内診の後、薬を受け取り看護師さんから説明を受けました。
4年ぶりで何より驚いたことは、注射器の進化です。
以前は小さい瓶を、取り扱いに気を付けながら瓶の先を割り、薬剤を移し替えたり注射器に戻したり・・注射の瞬間まで気が抜けませんでした。
今回はペンタイプのもので、ダイヤルをカチカチ回すだけ、針も以前より短く格段に扱いやすくなっていました。大げさでなく、自己注射の負担がかなり減ったと感じました。
他に飲み薬もあり、念のため服薬アプリを使って忘れないよう管理していました。
day11に再診予約をしており、そこで採卵日がday13に決まりました。
今回は子どもがいるため、平日だった場合は早めに保育園に預ける必要があったので事前に先生には相談していましたが、結果的には土曜日の採卵になりました。病院は子どもを連れて行くことができないため、一時預かり等も検討はしましたが、普段利用したことがなかったので夫は来院せず採精カップを使いました。
採卵日は9時の来院で、順番があとの方だったためか採卵が終わって麻酔から目が覚めたのが12時頃、13時過ぎに会計を終えて帰宅しました。
前回は目が覚めた後麻酔の影響か気持ち悪さがあり、院内でしばらく休ませてもらったり夫に迎えに来てもらっていて、今回も帰りはタクシーかなと思っていましたが、お腹の痛みはあるものの気持ち悪さはなく電車に乗って帰宅しました。麻酔に使う薬剤や量が変わったのか、たまたまかは分かりませんが体調が悪化せず良かったです。
day17に再診、まだ卵巣の腫れはあるものの様子見でOKとのことで、特に変化がなければ次回移植周期に入る際に再度予約をするようご説明がありました。
最終的な採卵結果はメールでいただき、採卵していた20個のうち凍結胚7個という結果でした。
体調を整えて移植周期に入りたいと思っています。
実は今の病院は、一人目の治療の際に最初の病院でなかなか結果が出ず転院してきたのですが、こちらの治療が私の体質に合っているようで今回も凍結胚が保存できほっとしています。
また、前回のときはHMGフジという薬剤で注射した足にしばらくの間強い痛みが残ったり、採卵後に卵巣が腫れてしまい体調を崩したりしていましたが、今回は薬剤との相性がよかったのか採卵前後でそれほど大きな体調の変化がありませんでした。
また、保険診療になり、今回の採卵はすべて同月内で完了したため高額療養費制度の対象になり、費用負担をかなり抑えることができありがたかったです。
また私の加入している医療保険も手術給付金の対象となり、先進医療特約を付加していたのでSEET法のための凍結液保存費用等も保険が下りました。
前回治療時は助成金があったとはいえすべて自費でしたので、環境の変化に感謝しています。
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